間仕切りリフォームのポイントと費用
- メンテナンスコラム
防音性や断熱性を高められる間仕切りリフォームとは、部屋を仕切る壁やドアなどを新しくしたり、位置を変えたりする工事のことです。
間仕切りは、部屋の広さや使い方を自由に変えることができるため、自分好みの暮らしやすい家を作ることができます。
「子供が成長して子供部屋を作りたい」や「在宅勤務になり書斎がほしい」などのライフスタイルの変化に合わせてリフォームする方も多いです。
大がかりなリフォームをするほどではないけど、部屋を分けたいと思っている方に間仕切りリフォームはピッタリですので、この記を参考にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
目次
間仕切りリフォームのメリット
間仕切りリフォームのメリットはいくつかあります。
ここでは間仕切りリフォームをするメリットについて3点紹介していきます。
部屋の広さや使い方を自由に変えられる
間仕切りを設置することで、部屋を完全に仕切ったり、部分的に仕切ったりすることができます。
また、ドアや引き戸を設置することで、部屋の広さを調整したり、別の部屋と行き来できるようにしたりすることも可能です。
具体的には、リビングとキッチンを完全に仕切って、それぞれの部屋を使いやすくしたり、リビング内に書斎スペースを設けて、仕事や勉強に集中できる環境を作ったりすることができます。
プライバシーやセキュリティが高まる
急な来客が来た際などに見られたくない部屋をすぐに間仕切りで隠したりすることができます。
また、ペット・赤ちゃんの危険を防止することができます。
特に、自分で動けるようになった赤ちゃんは階段からの転落事故などが多いです。
そういった事故を防ぐためにも間仕切りリフォームは有効的です。
また、寝室に間仕切りを設置することで、家族の寝息や生活音を気にせずに、ゆっくりと休むことができます。
防音性や断熱性の向上
壁を設置したり、ドアや引き戸に防音性や断熱性効果があるものを選んだりすることで、防音性や断熱性を高めることができます。
壁を作り直して防音性を高めることで、隣室や上下階からの音を気にせずに、テレビや音楽を楽しむことができます。
また、ドアや引き戸に断熱性の高いものを選ぶことで、冷暖房の効率を高め、光熱費を節約することができます。
間仕切りリフォームは、部屋の使い方や生活スタイルに合わせて、さまざまな方法で行うことができます。
目的や予算を明確にして、自分に合った方法で間仕切りリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
間仕切りリフォームの種類と特長
間仕切りリフォームの種類は意外にも種類が豊富です。
自分の作りたい空間や目的によって間仕切りリフォームの種類を検討していきましょう。
ここでは、間仕切りリフォームの種類をご紹介していきます。
壁
般的な間仕切りの方法は、壁を使用することです。
耐久性にも優れており、完全に部屋を分けたい方やしっかりとしたプライベート空間を作りたい方におすすめな方法です。
一方で一度新設してしまうと、撤去したい際に再度工事をしないといけないという点もあります。
撤去工事をする際は、約5万円ほどの工事費が発生しますので、将来的に工事費用や撤去作業が必要になることを念頭に置いて検討していきましょう。
費用は約10万円~25万円です。
ドア・引き戸
壁の次にしっかりとしたプライベート空間を作る方法の1つにドア・引き戸を設置する選択もあります。
壁よりも防音効果は劣りますが、空間を広げたり狭くしたりと扉を開閉するだけで、自由自在に部屋の大きさを変えることができます。
商材によってはガラス戸やすりガラスなどもあり、採光を確保する事ができる為、明るい部屋で過ごすことができます。
費用は約10万~40万です。種類や大きさによって費用がかなり変動するので、詳しいお見積りを専門業者に依頼することをおすすめします。
パーティション
パーティションはドアや壁に比べて、非常に手軽に設置することのできる種類です。
軽量で移動が簡単にできるのが最大の特長です。
動くタイプや固定するタイプもあれば、パーティションの高さを好きな高さに変えられるなど、種類・素材は様々です。
使わないときは壁に立てかけるや閉まっておくなどもできるので、使い勝手が良いです。
費用は約10~20万円です。
可動式家具
可動式の家具を間仕切りにすることも可能です。
収納がついた棚などの家具を間仕切りにすることで、収納かつ部屋を仕切ることができるメリットがあります。
キャスター付きで簡単に家具を移動させることができるものから、ハンドル操作で動かせる収納家具もあります。
可動式家具の間切りリフォームは子供部屋で使われる事が多く、1つの部屋を2つにレイアウトすることができます。
費用は15~50万円で設置する家具の商材によってかなり費用は変動します。
アコーディオンカーテン
アコーディオンカーテンは軽くて取り扱いやすく、使用しないときはコンパクトに収納できます。
趣味部屋など、一時的にプライバシーを確保したいときにおすすめです。
工事が不要でDIYでも設置できるため手軽に始められます。
断熱・防寒などの機能を備わっている種類を選ぶと、光熱費の節約にもつながります。
費用は2万円~20万円と間仕切りリフォームではお手頃価格となっています。
襖
襖は古くから日本住宅において、部屋を仕切る際に使われてきました。
和室のお部屋がある住宅におすすめで、古風な雰囲気を演出することができます。
しかし、他の間仕切りと比べて、強度が高くないので、取り扱いには注意が必要です。
費用は1枚3万~5万円程度となります。
間仕切りリフォームの費用を安く抑える方法
機能やデザインをシンプルに
間仕切りの機能やデザインをシンプルにすることで、材料や施工費を抑えることができます。
例えば、防音性や断熱性などの機能を必要としない場合は、それらの機能がない商材を選択するなど、自分の目的に必要な機能だけを選択することで費用を抑えることができます。
なので、リフォームをする前に、部屋の広さや使い方を自由に変えたいのか、プライバシーやセキュリティを高めたいのか、防音性や断熱性を高めたいのかなどの目的を明確にしておくことも大切です。
DIYで行う
パーテーションや軽量壁、カーテンなどの簡易的な間仕切りは、自分でネットショッピングやホームセンターなどで購入し、DIYで行うこともできます。
DIYで行うことで、施工費用を大幅に抑えることができます。
ただし、DIYには技術や経験が必要となるため、事前にDIYの手順や注意点などを確認しておきましょう。
間仕切りリフォームのまとめ
間仕切りリフォームのメリットからその種類と特長、そして費用を安く抑える方法まで、詳しく解説しました。
間仕切りリフォームの種類は豊富で、選ぶ商品や素材によって部屋の雰囲気も変え、おしゃれな空間を演出できます。
商品によっては断熱・防寒効果があり、光熱費を節約することもできます。
また、リフォーム費用を安く抑える方法として、リフォームの目的を明確にして必要な機能だけにする、複数の業者に見積もりを比較する、自分でできることはDIYするなどがあります。
間仕切りリフォームは専門的な知識や技術を必要とするため、自分で全てを行うのは難しい場合もあります。
そのような場合は、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
自分のライフスタイルをしっかりと考え、それに合わせた間仕切りリフォームを行うことが最も重要となります。
より快適で、使いやすいお部屋を手に入れることができるよう、目的を明確にし、信頼できるリフォーム業者に依頼するようにしましょう。
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