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レンジフード(キッチン換気扇)の種類・交換時期と方法

  • メンテナンスコラム
レンジフード(キッチン換気扇)の種類・交換時期と方法

キッチンには調理中の換気を行う為、換気扇やレンジフードが必須です。

レンジフードは大手メーカーが多くの種類を販売しているため、種類が豊富で価格も3万円程度から20万円前後まで幅があります。

今回は「どのタイプのレンジフードを選べばいいか迷ってしまう」方に向けて、

レンジフードの種類と価格を比較して、自分に合った換気扇を選ぶ方法についてご紹介します。

また、レンジフード(換気扇)の交換時期はいつなのか、交換方法はどうすればいいのか気になる方も多いはずです。

しっかりと交換時期・方法を把握しておけば、長期的に使うことができます。こちらの記事を参考にされてみてください。


レンジフード(換気扇)の種類と価格を比較

これはレンジフードの写真です

レンジフードは、キッチンの換気扇の一種です。コンロの上に設置され、油やニオイを排気します。

レンジフードのファンは大きく分けてプロペラファン式シロッコファン式の2つがあり、価格もピンキリです。

ここでは、レンジフードファンの種類と価格についてご紹介していきます。自分合った換気扇を選んでいきましょう!

 種類と価格

換気扇プロペラファン式

換気扇プロペラファン式

古い家庭に設置されていることが多いプロペラファン式の換気扇は、安価で手に入りやすいため、多くの家庭で使用されていました。

風切り音が大きい、お手入れが大変という点から新築やキッチンリフォームをされる際は、レンジフードを導入されるのが一般的です。

メリット
一般的に、プロペラファンは比較的シンプルな構造を持ち、取り付けや操作が簡単です。

多くの場合、プロペラファンには複数の速度設定があり、必要に応じて風量を調節できます。

デメリット
風量が少なく、油煙を十分に排気できないことや風量によっては回転音が大きいというデメリットがあります。

強力な排気力を持つため、換気ダクトが適切に設置されていない場合、外部から風が逆流してしまう可能性があります。羽根が露出しているため、清掃や手入れが必要になってきます。

プロペラファン式の価格帯
エントリーレベルのモデル価格:1万程度3万円程度
中級モデル価格: 3万マイル7万円程度
上級モデル価格:7万円以上

レンジフードシロッコファン式

レンジフードシロッコファン式

最近の家庭で多く設置されていることが多いシロッコファン式のレンジフードは、集合住宅や高層マンションにおすすめです。

メリット
風量が大きく、油煙を効率的に排気することができます。プロペラファンに比べて、より強力で静音性能に優れた運転が可能です。

また、ファンが遮断されているため、油や汚れがファンに付きにくく、掃除が簡単です。

デメリット
価格が高く、取り付けが難しいというデメリットがあります。

シロッコファン式の価格帯

エントリーレベルのモデル価格:2万程度5万円程度
中級モデル価格: 5万ウォン10万円程度
上級モデル価格:10万円以上


換気扇(プロペラファン式)は、比較的安い価格で手に入れることができますが、レンジフード(シロッコファン式)と比べると換気性能が低いです。

そのため、油煙を多く発生させる調理をすることが多い場合は、レンジフードを選ぶと良いでしょう。

キッチンの換気設備を選ぶ際には、使用頻度や調理する料理の種類、予算などを考慮して、自分に適切な製品をお選びください。

レンジフード(換気扇)の取り付けタイプの種類

先ほどは、レンジフードの「ファン」の種類についてご紹介しました。ここでは、レンジフード(換気扇)の取り付けタイプ4種類についてご紹介していきます。

自分のキッチンスタイルに合わせて、最適な取り付けタイプを比較し、検討してみてください!

取り付けタイプの種類4選

①壁掛け型(ウォールマウント)

壁掛けタイプは、キッチンの壁に直接取り付けるタイプです。キッチンの上方に壁掛けすることで、レンジ上の煙や蒸気を排気します。ウォールマウント用の取り付けブラケットが必要です。

②天井埋め込みタイプ(インテグレート)

天井埋め込みタイプのレンジフードは、キッチンの天井に設けるタイプです。

キッチンの形状によっては、設置場所を天井にすることで、スペースを確保することができ、スッキリとした印象になります。価格は、壁掛けタイプよりも高い場合があります。

③ダクトレスタイプ

ダクトレスタイプのレンジフードは、換気パイプを使わずにフィルターで空気を浄化するタイプで、取り付け場所に制限がなく、比較的簡単に取り付けできます。

価格は、ダクト接続タイプと比較して、やや高めの場合があります。

④ビルトインタイプ

キッチンの壁やキャビネットに埋め込んで設置されるタイプのレンジフードです。設置場所に制限がなく、キッチンに合わせてカスタマイズできるデザインが特長です。

価格は、壁掛けタイプや天井埋め込みタイプと比べるとやや高い場合がありますが、キッチンのデザインに合わせてカスタマイズできるため、多くの家庭や商業施設で利用されています。


大手メーカーのレンジフードの特長

富士工業とリクシルのレンジフードの特長

ここでは、レンジフードのメーカーとして代表的なリクシル、ノーリツ、富士工業の特長をご紹介します。

3社ともレンジフード業界のトップメーカーで、様々な機能やデザインのレンジフードを取り揃えています。

リクシルのレンジフードの特長

  • ● スタイリッシュでおしゃれなデザイン
  • ● 使いやすい機能
  • ● 安心の保証

リクシルのレンジフードは、スタイリッシュなデザインが特長です。また、自動運転機能や脱臭機能など、使いやすい機能が搭載されています。

さらに、10年間の保証が付いているので、安心して使用することができます。

ノーリツのレンジフードの特長

  • ● 高品質で耐久性が高い
  • ● デザインが洗練されている
  • ● 価格が比較的リーズナブル

ノーリツのレンジフードは、高品質なステンレスを使用しており、耐久性が高いのが特長です。

また、デザインも洗練されており、キッチンに違和感なく溶け込みます。

価格も比較的リーズナブルなので、初めてレンジフードを購入する方にもおすすめです。

富士工業のレンジフードの特長

  • ● 高い換気性能
  • ● 様々な機能
  • ● 豊富なデザイン

富士工業のレンジフードは、油煙を効率的に吸引するオイルスマッシャーや、風量を自動で調節する風量おまかせ運転を搭載しているレンジフードがあります。

汚れを落としやすいクリーンフードといった機能もあり、お手入れが簡単です。

また、静音性に優れた静音設計を採用しているため、料理中に音が気になることはありません



どの機種のレンジフードを選ぶかは、ご家庭の生活スタイルやキッチンを使用される方のご希望で変わってきます。

高い換気性能と様々な機能をお求めの場合は、一度リフォーム会社にご相談いただくと良いでしょう。


レンジフードの交換時期と交換方法

レンジフードの交換時期と交換方法

レンジフード(換気扇)はキッチン内の換気を担う重要な機器である為、定期的に交換することをおすすめします。

ここでは、レンジフード(換気扇)の交換時期と交換方法についてご紹介していきます。

交換時期

使用状況や環境によって異なりますが、一般的には約5年~10年程度が目安とされています。

交換時期が過ぎたレンジフードは、効率が低下し換気機能が低下するため、定期的なメンテナンスや交換が必要です。

交換方法

レンジフードの交換方法は大きく分けて2つあります。

①自分で交換する

自分で交換する場合は、ブレーカーを落としてから、レンジフードの電源コードを抜き、フィルターや前幕板を取り外し、本体を固定しているネジを外して壁から取り外します。

新しいレンジフードを設置したら、逆の手順で取り付けます。

②リフォーム業者に依頼する

レンジフード(換気扇)の交換は、比較的簡単な作業ですが、安全に作業を行うために、DIYではなく専門業者に交換を依頼することをおすすめします。

使用頻度が高いほど、レンジフード(換気扇)に油汚れが蓄積し、換気性能が低下します。

また、お手入れを怠ると、油汚れが固着して、さらに換気性能が低下します。

そうならない為にも、定期的にレンジフードを交換して、快適なキッチン環境を保ちましょう!




リフォパーク絆俱楽部は、新潟で数多くのリフォームをご依頼いただいています。こちらに施工実績を掲載していますので、ぜひご覧くださいませ。

また、「壊れた!困った!」をすぐに解決するメンテナンスメニューもご用意しています。レンジフードの交換は、ぜひリフォパーク絆俱楽部にご相談ください!